
こんにちは!
坂本工業の平木です。
当社では、求職者の方や坂本工業に関心を寄せてくださる皆さまに向けて、日々の取り組みや会社の雰囲気をブログでお伝えしています。
今回は、4月から6月にかけて実施した「管理職研修」についてご紹介します。
この研修では、管理職および今後管理職としての活躍が期待される社員11名が参加し、全3回にわたって学びを深めました。
会社の規模拡大やお客様からの期待に応えていくために、管理職の役割を見直し、マネジメント力と育成力を高めることを目的に開催した研修について、受講生の神田とともにお伝えします!
対談メンバー

聞き手
平木 基裕
採用担当

受講者
神田 康弘
生産管理部 設計課
会社の成長とともに変わる管理職の役割

平木:ここ数年で会社の規模も大きくなり、全国規模のお客様から大型のご依頼をいただく機会も増えてきました。
神田:現場のスタッフからは、一つひとつの案件の責任が大きくなっているという話も出ています。
平木:そうした中で、お客様の期待にしっかり応え続けるためには、管理職の役割がますます重要になりますね。
神田:ただ自分たちがどう組織を支え、部下を育てていくかを考える時間ってなかなかないのが課題だと思っています。
平木:そのために今回、管理職研修を導入しました。組織としての視座を高め、より確かなマネジメントや育成ができる体制をつくることを目的にしています。神田さんにも参加してもらったので、ぜひ内容や学びについて感想を聞かせてもらいたいと思います。
3回の研修で学んだこと

平木:では、まず第1回目はどんな内容でしたか?
神田:テーマは「管理職の視座」でした。普段は自分の部署のことに集中してしまいますが、会社全体を俯瞰してとらえる大切さを学びました。
平木:日常業務に追われると、どうしても自分の担当範囲しか見えなくなりがちですからね。
神田:はい。視点を変えるだけで、組織全体の動きや他部署とのつながりが見えるという考え方は新鮮でした。
平木:第2回はどうでしたか?
神田:「マネジメント」がテーマでした。これまで自分でやった方が早いと思ってしまう場面も多かったのですが、“任せて育てる”ことの大切さを学びました。
平木:そこは管理職にとって大きなポイントですよね。
神田:そうですね。責任を持たせることで、部下の意欲や成長につながると実感しました。現場ですぐに活かせる具体的な手法も紹介していただけました。
平木:そして第3回は?
神田:「部下育成」についてでした。ケーススタディを使って、部下への声かけや指導の工夫を考える場面が印象に残っています。
平木:具体的な場面をイメージしながら考えると、日常にも取り入れやすいですよね。
神田:はい。「育成はファクトにフォーカスしていく」という話が特に心に残りました。自分自身の姿勢や関わり方を見直すきっかけになったと思います。
受講して気づいたこと・感じたこと

平木:神田さん自身は、受講してどんな気づきがありましたか?
神田:私はもともと総務部で、今は設計の新人として働いています。立場が変わったことで正直迷う部分もありましたが、この研修を通じて“より高い視座を持つこと”の大切さを実感しました。部署が変わっても、会社全体の動きやチームの役割を考える視点を持てるようになったのは大きな学びでした。
平木:なるほど。立場の変化があるからこそ、広い視点を持てることが活きてきますね。
神田:はい。自分のキャリアに直結する部分もありますし、「チームの中でどう役割を果たすか」という意識を強く持つようになりました。
平木:他の参加者の声も印象的でしたよね。
神田:「今の会社の状態からすると理想論に近い」と感じた方もいましたが、「部分的にはすぐ実践できそうなメソッドが多かった」という声もありました。中には「3割くらいはできている」「4割できているのでは」という自己評価をする方もいました。
平木:すぐに全部は難しくても「少しずつ取り入れていきたい」という声も多かったですね。
神田:そうですね。個人の努力だけではなく、組織全体で取り組む必要がある、という意見も出ていましたし、私自身も同じ思いです。
学びをどう活かしていくか

平木:今回の研修を通じて得た学びを、今後どのように活かしていきたいですか?
神田:まずは自分自身が、学んだ視座や考え方を日常の業務で実践していきたいと思います。設計課の一員としてはまだ経験も浅いですが、チームの中での役割を意識して動くことを心がけたいです。そして、将来的には自分が後輩を育てる立場になったときに、今回の研修で得た学びをしっかり活かせるよう準備していきたいと思います。
平木:組織の中で役割を果たしつつ、将来の育成にもつなげていく。まさに研修の目的そのものですね。
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今回の管理職研修は、管理職の役割を見直し、マネジメント力や育成力を高めるための第一歩となりました。
参加者それぞれが得た気づきを持ち帰り、少しずつ実践していくことで、組織全体の成長につながっていきます。
坂本工業では、これからも社員一人ひとりが成長できる環境を整え、お客様の期待に応え続けられる組織づくりを進めてまいります。
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坂本工業は岡山県津山市
そして新見市にある製造工場から、
全国の建設現場に高品質な製品をお届けしています。