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工務で働く母のホンネ対談!子育てをしながら坂本工業で仕事をするってどんな感じ?

  • 2025.12.24
    • 対談

こんにちは! 坂本工業総務部、採用担当の平木です。

当社では求職者や坂本工業に興味を持ってくださった方に向けて、ブログでの情報発信をしています。

今回は生産管理部・工務課で活躍する春木さんと本田さんに、入社の経緯や担当業務、子育てと仕事の両立、会社のサポート体制、そして率直な課題までお聞きしました。

お子さんを育てながら働くって実際のところどんな感じなのか、リアルな大変さも聞いてみました!

対談メンバー

聞き手
平木 基裕
総務部 部長 採用担当

回答者
春木さん
生産管理部 工務課
2018年入社

回答者
本田さん
生産管理部 工務課
2016年入社

建設業で働いた経験は?経歴と仕事内容を聞きました

平木:今回はお子さんを育てながら正社員として働くお2人に、育児との両立や大変さなど、具体的に聞いてみたいと思っています。

春木本田:よろしくお願いします。

平木:春木さんは建築業界で働いた経験があったんですね。

春木:私は工業高校の建築科出身で、住宅メーカーで建築士の資格を取得しました。その後は建設と異なる仕事をしていましたが、8年ほど前に「やっぱり建築の仕事がしたい」と思い、知人に相談したところ、坂本工業を紹介してくれて。今は工務課で図面をいただいた製品の管理をしていて、製品リストを作り、出荷の段取りに使う「出荷リスト」を作成しています。

平木:ありがとうございます。本田さんは少しだけ、図面を見る機会があったと伺いました。

本田建築業は未経験でしたが、仕事で図面を見ていた経験がありました。坂本工業に入社した当初は一次加工(切断・穴あけ)の機械を動かすためのデータ作成がメインで、その後、工務として任される仕事が増えていきました。

平木:工務課での具体的な業務内容を教えてください。

春木:図面から情報を整理して製品リストを作り、出荷の段取りへと流れをつなぐ部分を担っています。現寸に近い仕事から始まり、リスト作成や進捗管理など範囲が広がりました。

本田:私は一次加工用データの作成から始めて、今は工務として、必要な情報を必要な部署へ渡せる状態に整えていく役割を担っています。

子育てとフルタイム――勤務時間と会社の柔軟さは?

平木:お2人とも、入社当時から子育て中だったんですね。

本田:はい。入社当時は下の子が保育園、上の子が小学生。今は下の子が中学1年生になりました。

春木:うちは今、下の子が小学5年生です。2人ともずっと子育てをしながら正社員で働いてきました。

平木:両立のコツはありますか?

本田「できない日はできない」と割り切ること。最低限はやる、でも“やらなくても死なないこと”は手放す。

春木:同じです。完璧は目指さない。洗濯をサボる日があってもOK。家は散らかる前提で(笑)。

平木:時短ではなく、出勤時間と退勤時間を調整しているんですね。

春木:そうです。通常の出社時間は7:50ですが、私は転居を機に勤務時間を8:30〜17:30にしてもらい、以降はその時間に固定しています。子どもの登校を見送り、そこから8:30に出社しています。私が帰宅するよりも子どもが学校から帰ってくる方が早いので、低学年の頃は学童や放課後デイも、使える制度はフル活用してきました。

本田:うちは親と同居なので、朝の送り出しは手伝ってもらえました。今後は親の高齢化も見据えつつ、子どもと祖父母が一緒にいられる時間の安心も感じています。

困ったときに相談しやすい?――サポートの実感と休みの取りやすさ

平木:制度や休みについて、助かったことや困ったことはありましたか?

本田:正直なことをいうと、数年前までは年間休日が少なくてきつかったです。今は改善されて土曜休みが増え、かなり楽になりました。

春木:行事などの時も休みやすいのですが、休日数が少ないと有給を使い切っても足りず、給与が減ってしまう不安もあったんです。今は心と体に余裕ができました。

本田:ただ、有給休暇はほぼ子どものことで全部なくなります。自分のために休むことは、ほとんどないですね。

春木:私もです。「一人だったら休みに何がしたい?」と聞かれても、何をすればいいか思いつかないですもんね。

平木:お二人とも、全力で子育てをしてこられたんですね。ではお子さんの行事や病気など、休みの取りやすさはどうでしたか?

本田:学校からの呼び出しや通院など、事情を伝えれば快く送り出してもらえます。上司も子どもがいる方が多く、理解があります。

春木:休みやすさ、相談しやすさは本当に感じます。個人的な悩みを聞いてもらったこともありますし、人の温かさが感じられる会社だと思います。

気持ちの切り替えと、理解者がいることの安心感

平木:仕事と子育てで本当に忙しいと思うのですが、気持ちの切り替え方はどうしていますか?

本田:私はお酒です(笑)。「休み前は飲めるな」と楽しみに。

春木:私はタイムカードを押した瞬間に頭の中が切り替わるタイプで、帰り道ではもう「晩ごはん何にしよう」と考えています。月曜の朝は「先週何してたっけ?」と思い出しながら出勤するのがルーティンです。仕事のことは考えないというより、考える余裕がないというのが実際のところかな。

平木:子育てをしながら働いてきた中で、それぞれに合った切り替え方を身につけてきたんですね。お二人は普段からとても仲が良いと感じているんですが、お互いの印象を教えてください。

本田:春木さんは、ちゃんとしているのに穏やかで、丁寧で当たりが柔らかい人です。「感じがいいってこういうことなんだろうな」と感心することがよくあります。しかもそれを自然にできているところがすごい。

春木:改めてそんなこと言われると恥ずかしいですね(笑)。私から見た本田さんは、仕切れる人。頼む・任せる・進めるが上手で、頼んだ仕事のフォローもきちんとできる。私はなかなか人に仕事を任せることができないので、尊敬しています。今は違う業務を担当していますが、元は同じ業務を担当していたので私の仕事にも理解があり、相談できる安心感があります。

子育てとキャリア――これからの人へ

平木:お二人の話からは、日々を大切に積み重ねてきたことを感じます。当社では今後も春木さんや本田さんのように、子育てをしながら仕事を続けていく方を応援したいと思っています。これから結婚、育児を迎える世代で、坂本工業で働きたいと考えている人に、お二人からメッセージをお願いできますか?

春木:私は仕事や家庭のことなど、上司や同僚に様々な相談に乗ってもらってきました。体調や事情に応じて仕事量を調整してくれたこともあります。仕事なので当然しんどい時もあるけれど、人間味のある会社です。未経験からでも、知りたい気持ちがあれば鉄骨の知識は必ず身につけていくことができますし、がんばる人を応援してくれる会社だとも思います。

本田:女性でも働きやすいと感じます。入社後に資格を取得したいと相談したときは、費用を会社が負担してくれました。子どもがいても対応してくれるし、スキルアップの機会もある。大変な分、やりがいも手応えもあります。

平木:大変だけどやりがいもある。働くママさんとしても、一人の働く女性としても、全力でキャリアを重ねていることが感じられました。春木さん、本田さん、ありがとうございました!

ーーー

子育てと仕事の両立は、完璧ではなく「やるしかない」を重ねていくこと。2人のお話からは、そんな姿勢が感じられました。

坂本工業の良さは、事情を伝えれば理解が得られ、助け合える人間関係にあります。

「自分のために休みは使えない」という話もあり、子育てをしながら働くことは決して楽なことではないことが伺えました。それでも2人は、日々の段取りで現場をつなぎ、家に帰れば家族の時間に切り替える。

続けられる環境と相談しやすい関係を、これからも大切に育んでいきたいと思っています。

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坂本工業は岡山県津山市
そして新見市にある製造工場から、
全国の建設現場に高品質な製品をお届けしています。

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