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未経験から適職を見つけた方法 ―製造×検査 先輩スタッフが話しました!―

  • 2024.12.16
    • 対談

新卒・第二新卒の皆さんへ

学生の皆さん、学校を卒業して間もない皆さん、こんにちは!

坂本工業総務部、採用担当の平木です。

私たちは現在、高校や大学、専門学校を卒業する、新卒者の採用を積極的に行っています。

まだ社会経験のほとんどない学生の皆さんを募集している理由は、現在、そして未来に起こる大きな変化を、柔軟な姿勢とアイデアで一緒に乗り越えていくための仲間を求めているからです。

当社は1947年(昭和22年)に創業して以来、建築鉄骨の製造を手がけてきました。

現在当社で働く技術者の多くは、「腕一本」で当社の成長を支えてきてくれた人たち。

彼らのおかげで当社は、高い技術によって品質を保ち、お客様からの信頼を得てきました。

ただ現在、製造業にもDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)による変化が押し寄せ、それに対応できる人材が求められるようになっています。

既存の高い技術は継承しながらも、新しい技術や知識も積極的に取り入れ、これからの成長につなげたい

そのために私たちは、若くエネルギーのある人材を求めているのです。

新卒者の中にはアルバイト経験のない方も多く、働くことに様々な不安があると聞いています。

そこで今回は当社で活躍している2人の先輩社員に、自分に合う仕事を見つける方法や、困ったとき、どのように乗り越えてきたかを聞いてみました。

対談メンバー

聞き手
平木 基裕

総務部 部長 採用担当

回答者
青木 一代

品質管理部 検査課 主任
2012年入社

回答者
押目 光正

生産管理部 機械加工
2021年入社

入社前はどのようなことが不安でしたか?

平木:今日はこれから採用面接を受ける方のために、入社当時のことを思い出してお話ししてもらいたいと思っています。

青木押目:よろしくお願いします。

平木:よろしくお願いします。では早速、入社のきっかけを教えてください。

青木:私は坂本工業に入社する前は派遣社員として、主には事務職で働いていました。それで当時一緒に働いていた友だちが、契約満了後に坂本工業に正社員で入社していて。私も契約が満了した時に、応募できるか聞いてもらったのがきっかけです。

平木:事務職が多かったとのことですが、製造業は初めてですか?

青木:そうです。一緒に事務職として働いていた友だちが入社していたので、もしかしたらできるかな、というくらいの軽い気持ちでした。製造業の経験も、建築鉄骨の知識も全くありませんでした。

平木:そうだったんですね。押目さんはどうですか?

押目:僕は前職の時、看板を製作する会社で働いていて、ものづくりは好きだったんです。坂本工業は、知人から紹介されたことがきっかけで面接を受けました。

平木:お二人とも社長面接を受けられたんですね。どんなお話をされたのでしょうか?

青木:私は製造業で働いた経験がなかったので、それでもできる仕事があるかを聞きました。

押目:僕は新卒でものづくりを経験していたのですが、事務系の仕事に適性があるなら試してみたいという思いがあって。ものづくりをこのまま続けていくことに迷いがあることを伝えました。

平木:率直に不安や迷いをぶつけてくださったんですね。

できる仕事から始めて、小さなステップアップを重ねました

平木:二人のお悩みに対して、社長からはどんな回答があったんでしょうか?

青木:「全く問題ない」という回答でした。検査課は多くが未経験で入社して、データ入力といった簡単な作業からスタートしていると聞いて。未経験でもできる作業はたくさんあるし、慣れたら工場の方の仕事もしてみたらいいんじゃない?といった、すごく気軽な感じでした。

押目:僕も「うちには事務も製造もあるから、どちらの仕事もやってみてから決めたらいいよ」と、気軽な感じでしたね。

平木:実際、社長の話どおりでしたか?

青木:はい、検査課は入力作業が多くて新人でもできる仕事がありましたし、入力作業に慣れたら、実際の製品の寸法と設計図にどれくらい差があるかを測ってデータ収集するといった作業もあって。少しずつ現場の仕事に関わりながら、鉄骨についての知識が身についていきました

押目:僕は実際にいくつかの部署を経験させてもらいました。部署によって仕事内容はもちろん、雰囲気やチームとの関わり方も違っていたので、今後も働くことを考えながら比較することができました

平木:一番気がかりだったことが、入社後すぐから解消されていったんですね。結果的に、現在の仕事や担当はどうですか?

青木小さなステップアップが自然に重なって、気づいたら主任になっていました(笑)。

平木:青木さんはかなり適性があったんですね(笑)。周りの人に頼りにされていますよね。押目さんはどうでした?

押目:僕は事務系の仕事もいくつか経験させてもらったことで、自分は適性というよりも、困っている人を助けたり、チームの役に立つことがしたいことに気がついたんです。だから即戦力になれる製造を選びました。

平木:現場では困ったら押目さん、という印象があります。ベテランの仕事を引き継いだり、複雑な機械を導入する時は、「押目さんできる?」って相談されていますね。

押目:ありがたいし、嬉しいですね。僕は自分からやりたいと思うことがあまりなく、「こんな受け身な気持ちでいいんだろうか」と思ったこともあったんですが、いろんな経験をさせてもらえたことで、自分を理解することができたと思っています。

平木:お二人とも活躍されているので、入社当時からかなりの経験と適性があったと思っていました。

青木押目:全然そうではなかったです(笑)。

平木:そうだったんですね、当社の仕事は知ってもらいにくいので、入社を考えている人には参考になりますね。

悩んだときはどうしていますか?

平木:今ではベテランとして活躍しているお二人ですが、仕事を続けていく自信をなくしたり、悩んだりすることはありますか?

押目:僕の場合はもともとものづくりの経験があった上に、複数の部署を見てから今の仕事を選ばせてもらえたので、「この仕事を続けていく自信がなくなった」と思うことはなかったです。

平木:押目さんに限らず、当社には製造、設計、検査、事務、管理、営業など様々な部署があるので、複数の部署を経験している方も少なくないですね。悩んでも実際に経験して考える機会が得られるのはいいことですね。

押目:そうですね。ただ自分が新しく任される仕事をやっていけるのかと心配になることや、実際の業務の中では「これでいいのかな?」と迷うことはよくあります

平木:そういう時はどうしていますか?

押目:工場長に相談しています。話しやすくてすごく親身になってくれるので、気になったら小さなことでも話します。他の部署を経験していた時も相談に乗ってもらっていて、その都度解決してもらえたので、ずっと悩むということはないですね。

青木:私も、仕事を続けていく自信がなくなるほど悩みを抱え続けていませんね。まず「困ったら最終的には社長に相談できる」という安心感がありますし、基本的に検査課のメンバーには何でも話せるんですよ。

平木:女性が多く、似た環境で仕事をしている人が多いので理解してもらいやすいのでしょうか。

青木:そうなんです。何人もの人が産休や育休を取って子育てしながら働いているから、周りもどうサポートしていいかわかっているし、困っていても「前に同じようなことがあった時はこうしたよ」とか、誰かがアドバイスできていますね。仕事の相談もプライベートの相談も、必ず受け止めてくれる人がいるので、いつもその場で解決しています

平木:相談したいと思ったら、社長も話を聞いてくれることが当社の強みです。働いている人にとって相談相手いることがが大きな安心感になっているなら、その風土は守っていきたいですね。

平木:では最後にお2人から、これから坂本工業で働くことを考えている学生の皆さんに、メッセージをお願いします。

押目選んだ仕事が自分に合っているかどうかは、実際にやってみないとわからないことも多いと思います。なので今迷っている学生の皆さんは、入社前だけでなく入社後も様々な経験をして、その中で自分に合った職種を選べる会社に入社してみるのもよいと思います。坂本工業はそれができる会社ですので、ぜひ私たちと一緒に働きながら考えてみましょう!

青木:私を含め、検査課や他の課にも未経験で入社した人はたくさんいますが、それぞれが自分の担当部署で活躍しています。大切なのは経験の有無ではなく、仕事に興味を持ち、どうすれば仕事を正確に、安全に、スムーズに進めていけるかを考えていくことだと思っています。働くことに不安がある方でも全く問題ありませんので、ぜひ私たちと一緒に坂本工業でがんばりましょう!

平木:押目さん、青木さん、今日はお時間をいただきありがとうございました!

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